2022年も三週間余りになりましたね。

師走は、師が走ると書くほど忙しさの代名詞のような時期ですが、気持ちにはゆとりを持ちたいものです。

ところで、ここ数年「ブラックフライデー」なるものがECサイトを始めとして年末を賑わすようになりました。
私はそれにあやかり防寒グッズとアレクサ君をゲットしました。

コロナ以降、リモートワークが中心でほぼ家にいることになったのと電気やガスの無駄遣いを少しでもカットしたいという想いから、家で快適に過ごすグッズを買い足してみることに。

ということで、12月に入った今でも、たった1度しか暖房をつけていません(笑)

アレクサ君が家に来てからは、スマートフォンやPCでやっていたことをアレクサ君にお願いするようになりました。

BGMをかけるのも、天気予報も、アラームやキッチンタイマーも、毎晩の令和哲学カフェの視聴も、調べものなどなど、「アレクサ、〇〇して」と一声かけるだけでササっと対応してくれちゃう。
まるで姿の無い秘書ができた気分です。

他にも、外出先から帰宅して「ただいま」と言えば「おかえりなさい」と返してくれたり…。
顔は無いけど誰かと会話しているような気分になるので、何とも不思議な感覚ですが、なかなか楽しいです。

ただ。
10年ちょっと前から危惧していたことが現実のものになろうとする日も近いな…という危機感も同時に募っています。

今は「便利に使うツール」だけど、家電も家もスマート化したらどうなっていくと思いますか?

例えば体調を察知して部屋を適温にするとか、考えや感情のアルゴリズムも感知して、考えがグルグルしていたり、イラついていたら心や考えが落ち着く音楽や香りがするとか…。いとも簡単にこなしてくれる日も近いと思いませんか。

自分よりも自分のアルゴリズムを理解してしまうということは、自分よりも賢いとも言えるでしょう?
さらに留まることを知らずにどんどんと勝手に賢くなり、気が付いたら馬鹿にされているなんてことにもなりかねない。

家だけじゃなくて、道路や自然環境など、至る所に半導体チップが入るようになった世界も想像を巡らしてみれば、
あっと言う間に監視&管理されるようになるかもしれない。

人間の言動はビッグデータに情報を与えてその情報が最適化され、気づけば膨大なデータフローを妨害する邪魔者になってしまうかもしれない。数年前にベストセラーになったユヴァル・ノア・ハラリ氏著書『ホモ・デウス』にもそのようなことが書かれていたけど、最近になってそれは「何十年先の未来」ではなく、「数年先の未来」に書き換わっているらしいです。

かつて未来学者のレイ・カーツワイル氏は2029年にはAIは人間並みなって2045年にはシンギュラリティが訪れると宣言して世界はアッと驚いたけれど、「2045年」って近いようで、でも「まだ先だよな…」と余裕をかましていたり、懐疑的だった人も多かったはず。

だけど最近、「天才」と称される落合陽一氏の動画で彼は「2025年には人間より賢いコンピューターがいっぱい出る」て、2040年頃にデジタルネイチャー時代が来るだろうとハッキリ言っています。

【落合陽一の未来予測】シンギュラリティ後の世界と人間/大恋愛時代が来る/国家意識が薄れ、戦争が増える/自分以外は死なない/ロボットが消費者に/体を鍛えて、感じよく生きよ/ビジネ
【落合陽一のシンギュラリティ論】シンギュラリティは2025年に来る/ディフュージョンモデルの衝撃/知的ホワイトカラーが没落する/最新版デジタルネイチャー/音楽と論文が数秒でできる

つまり、間もなく2022年が終わろうとしているので、およそ2年後に人間の知能知性を超える存在が誕生すると…。
もう懐疑的になっている場合じゃない。まさに「現実」として突き付けられているということです。

皆さんは、1週間前のランチは何だったか覚えていますか?
絵をかくのにどのくらいの時間がかかりますか?
論文を書こうと思ったら、どれくらいの時間を費やして調べ、書き終えそうですか?
音楽を作れと言われたら、ササっと作れますか?

こんなのは既に「秒」で出来てしまうのが今のコンピューターやAIなのです…。

つまり人間は、人間の座にアグラを書いている場合ではなく、仕事もあっと言う間に彼らと入れ替わるだろうし、じゃあ遊んで暮らせばいいか、と言っても先立つものもない。だとしたら、あなたは何をして生きますか?

落合さんは、人間には戦争・恋愛・食べる・寝る、くらいしか残されていないと言っていました。
人間はただ食べて、寝て、セックスして、争って、何の意味も価値も生まないようになるのであれば、人間の存在意義ってなんだろう??と思いませんか。

「私にピッタリの仕事って何だろう?」と「私個人」の働き方にフォーカスしがちです。
でも、個人の前にそもそも「人間は何ができるのか?」という一次元深い視座に立つ必要があるのが今の時代です。

そして、「人間は何ができるのか?」というDO(Action)を知るためには、もっと根源の「人間とは何か?」を知らなければ、人間を活かすことはできないということです。

動物も植物も物質も光も人間のポジションを脅かす存在ではなかったけど、ここにきて初めて「人間を超える存在」と出会った私たち。

でも彼らの登場は人間の立場や尊厳を脅かすと同時に、人間が眠らせていたポテンシャルを爆発させる起爆剤でもあると私は思います。人間は、AIには真似できない「人間にしかできないこと」が実はまだ残されているのだから。

nTech創始者の21世紀の悟り人、ノジェス先生は「人間はまだ始まっていない」と言います。
ようやく人間が始められるタイミングという時代に生まれているってラッキーだと主ませんか?

ちなみに、人間を始めるカギは「新しい感覚」をつけること。

その感覚は「心感覚」であり「存在不可能感覚」です(笑)

気になる方は、まずはノジェス先生の著書心感覚や『パーソナルユニバース』、または平日毎晩無料で配信している令和哲学カフェなどをおススメします。

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この記事を書いた人

nTech講師/awakey 代表/女性性開花マスター
幼少期に「地球に線を引いたのは誰か」という疑問を抱き、人間による「心の線」だと気づき人間不信に。反面、「人間はこんなもんじゃない!」という想いから、一人ひとりの個性の花を咲かせるべく、大手アパレルメーカーのデザイナーに就く。しかし「人間とは何か」を知らずに個性の発揮はできないと気付き途方に暮れるなか、ノジェス氏と出会う。すべてを切断し境界線を引くアナログ言語の限界、またすべての繋がりを回復し、何とでも関係性を築けるデジタル言語、パーソナルユニバースに感銘を受け、認識技術nTechの講師や女性性を開花させる個人起業家になる...

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