今、人気上映中の「すずめの戸締り」
皆さんは観ましたか?
色んなメッセージが込めれた映画でしたが、私が受けた印象は、
体が住むおうちだけではなく、心が住むおうちを失くしている。
映画の中で、幼いすずめが泣きながら叫びます。
「おうちがなくなっちゃった」
「お母さんがいなくなった」
震災ですずめのような境遇になった人はたくさんいるでしょう。
心の傷は今もまだ癒えることなく。。。
そんな震災の傷のメッセージもありますが、視点を変えるととても本質的なメッセージにも受け取れます。
私たち人間は、自分がどこから来て、どこへ行くのかわかりません。
自分って何?
現実って何?
そんな問いを追求して色んな学問が発達しました。
本当の自分は、現世にあるのではなく常世にある、といったようなことは宗教、哲学、科学などの分野でも言われています。
だけど明確な答えには至らない。
本当の自分に出会いたい
そんな叫びがこの映画には込められているように感じました。
本当の自分は、この体ではなく、心です。
心理学や感情で現すような心ではなく、時間・空間・存在・エネルギー全てを生み出す源泉。
その心が、常世から現世に来て、自分が何者かわからなくなっている。
心がおうちを失くしてしまっているのが人間の現在地です。
その心に出会って、要石を刺せた時、
自分が何者かわかり、
現実が何かわかり、
どこから来てどこへ行くのかがわかります。
だから産土も統制できる。
後ろ戸を自由に出たり入ったりできるようになる。
そんな人たちが増えていくことで、関係性がスムーズになり、人生がワクワクしていきます。
と、私はそんな風にこの映画を観ていました。
皆さんはどんな解釈をしましたか?
ちなみに認識技術nTech創始者のNoh Jesu先生は、エヴァンゲリオン、マトリックス、鬼滅の刃、約束のネバーランドの4つの映画を足したよりも「すずめの戸締り」がすごい、と言っていました。
ちょっと想像がつかないすごさですね(笑)
12月17日のNoh Jesu nTechマスター1dayで、「すずめの戸締り」の解釈を取り入れるそうなので、興味がある方はぜひご参加ください。
自分で自分の感情をコントロールし、自分で自分の人生を自分でつくる。
そんな生き方をつくっていきましょう!

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