こんにちは。ステキ革命プロジェクトの岡山です。
前回は「忠」の生き方?「患」の生き方?多様性時代の選択の難しさを考えよう

というタイトルで、中心軸がひとつなら「忠」になり、中心軸がふたつなら「患」になってしまうことをお伝えしました。
「自分の行く道はコレ!」と決めて、迷いなく生きられたら理想的♡
…なのだけど、なかなか思った通りにならない場合が99.9999%ではないでしょうか?
ではここで皆さんに質問です。
「もし地球が1時間後に滅亡するとしたら、あなたはその1時間をどのように使いますか?」
さて、どうでしょう?
一番会いたい人に連絡をする
我慢していたことをやる
食べたいものを食べまくる!
アタフタしているうちに時間が経ちそう…
普段と変わらずに過ごす
予想される主な回答は、ざっとこんなところでしょうか
実はこの質問は、かの有名な天才物理学者アインシュタイン博士に問いかけられたものなのだとか。
ではアインシュタイン博士はいったいどんな答えをしたでしょう?気になりますよね。
彼の回答は予想を遥かに凌ぐアッと驚くものでした。

それは…
「55分間は、“なぜ地球が滅亡するようになってしまったのか”の根本問題を探す」のだと。
続けて、「残りの5分で問題解決と実践に移す」のだそう。
さすがのアインシュタイン…。着眼点が違いますね
でも多くは、問題の根本原因よりは「いかに問題解決をするのか」に飛びつきがちです
犬に石を投げ、犬が石に向かって「ワンワン!」と怒りをぶつけたら「ばかだなあ」と笑ってしまいますよね。
でも、笑ってはいられません。
実は「問題解決に条件反射的にパッと目がいく」のは、「投げられた石に吠えてしまう犬」と変わらないからです。
問題発見の中でも「根本問題の発見」は、最も困難なこと。
ですがそもそも「問題を発見」に目を向けることも困難で、特に現代人はその極みです。
現代人は、何事にも正解ありき。
「正解を覚えて、正解の通りに答えられること=OK」と教わってきましたからね。
つまり、自分で問いを持ち、自分で答えを導き出すというプロセスをすっとばしてきたので、考える力が育っておらず、自ら問いを持つ前に、答えだとされるものを覚えるだけで精いっぱいだったのです。
でもこれを良しとする時代が終わることは、今話題のChatGPTのような生成AIの登場で誰の目にも明らかですよね。
実は、どんな問いを持つのかは、人生において最も重要なことだと言えます。いうなれば、
質問の質=人生の質なのです。
と言うと大げさなー!と思うかもしれませんが、コレは過言じゃないのですよ。
例えば「年収300万円を稼ぐには?」という問いを持つ人は、そのための答えと行動を起こしますよね。
その人と「年収3億円を稼ぐには?」という問いを持つ人とでは、答えと行動は明らかに違うと思いませんか?
さらに問いの質や深さや広さはアイデンティティ(自分自身をどう思うのか)にも直結します。
このパートを書くと長くなるのでまたの機会にお伝えしましょう。
皆さんはどんな問いを持っていますか?
では「患」から「忠」の生き方になるために、重要な問いは何か?これ、知りたいですよね。
ヒントは「正しい絶望」です。ぜひ「正しい絶望」とは何か?を問うてみてください。
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