自己信頼が持てないワケ
前回の記事、悪魔ささやきにもう負けない!リバウンドしないモチベーションの上げ方を知って自己否定する人生から卒業する方法 その①の続きです。
突然ですが質問です。皆さんは、
『自分は存在している。生きている。』と思いますか?
え!?なにを言っているんですか?
当たり前じゃないですか!
はい、そうですよね。
「変な質問をしないでよ!」と内心イラっとしたらごめんなさい💦
でも。
この当たり前がひっくり返らない限り、どんなに努力しても、あなたが幸せになることは絶対にありません。
一体どういうことなのでしょう?
脳の巧妙なトリックを見破る知恵を持とう
いったじゃん!
やったじゃん!
絶対に見たもん!
聞いたから!
「みた」「いやみてない」、「言った」「言ってない」と互いに譲らずに硬直状態。
コレ、日常であるある話ですよね。
自分が見たもの、聞いたものが絶対だと思ってしまう。
けれど、本当に「絶対」だと言い切れる根拠はなんでしょう?
例えば、家でパソコンをみながらコーヒーを飲んでいるとき。
「ある強烈な動き」を感じていますか?
感じませんよね💦
地球の住民である私たちは、地球が強烈なスピードで自転しながら公転している「動き」をまったく感じません。時速10万8000キロメートルで動いているのに、オカシイですよね。もし、馬の上に乗っていたら、馬の動きはダイレクトに感じるのに、地球の動きはまるっきり無視しています。
五感では地球の自転や公転を感じない。「地球は宇宙の中心で、ほかの星々が地球の周りをまわっているんだ」という天動説を信じてきたのはこのためです。ちなみに「惑星」って「惑わす星」と書きますが、徨って見えたのでしょうか…。
天動説から地動説という大きな「当たり前革命」は、わたしたち人間に激震をおこし、それが科学の急速な発展につながったのは言うまでもありません。目で見た世界は絶対じゃない!自然は建前をしている。本音はなんだ?と、疑ってかかったんです。
ただ…。「目で見た世界を疑った」とはいえ、まだ疑いきってなかったのが、これまでの人間です。
まだまだ、五感と脳にガッチリ支配されていることを知らずにいました。
存在がある。
私が生きている。
時間や空間がある。
地球がある。
宇宙がある。
これらは、本当に「絶対だ」と言えますか?
もし、「存在が存在する」のが絶対なら…。
目の前のスマートフォンも、ずっと存在し続けなければなりません。
10年後、100年後、10000年後もあり続け、10年前、100年前、10000年前、1億年前…からもあり続けなければ「ある」とは言えませんから。
でも、そんなことはあり得ないように、存在が存在するのは「錯覚・虚構・幻」であり、脳の巧妙なトリックの結果です。
「存在」は不安材料そのもの?!
これまでは、五感と脳が基準点(判断の根拠)だったわたしたち。
そろそろ、その基準点、当たり前を卒業しましょう。
スマートフォンも、机も、ペンも、地球も、情報も、考えも、脳を基準にして存在しています。
これらすべては、いずれ消えゆくもの、「有効期限」がある脆いものです。
このことを誰もが無意識でわかっているから、すべてにおいて確信が持てず、不安が拭えない。
自分自身に対しても同じこと。
自分の身体もいずれ無くなっていく、壊れていく。
この状態で、「自己信頼を持て」というのは無理な話です。
この続きはパート③でお届けします。
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