宇宙旅行に旅立つ富豪たち
史上初の有人月面着陸に成功したアポロ11号から約半世紀。
いよいよ人類は本格的に「宇宙旅行」をする時代になるのでしょうか?
過去には7人の富豪が宇宙へ旅立ち、今月11日にはヴァージン創始者のリチャード・ブランソン氏が、そして20日にはアマゾンCEO(間もなく退任されるそうですが)のジェフ・ベゾス氏が宇宙に旅立たれるそうです。
ヴァージン創業者ブランソン、11日に宇宙へ アマゾンのベゾスに先行
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2021/07/11-58.php
で。驚いたと同時に、妙に納得したのが、Noh Jesu映画天国オンラインサロンのトピックでも紹介させて頂いた以下の記事。
Amazonのジェフ・ベゾスは地球に還ってこないで…署名が14万筆を突破
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/amazon13.php
記事を読むと、どうやら格差社会に対する怒りの矛先が、今回のべゾス氏の宇宙旅行になった、というわけです。
奴隷制度と構造は何も変わらない?
この記事を取り上げたあと、Noh Jesu先生の反応は、
人間、かわいいね(笑)
『戻ってこないで』といっても戻るけど…。
キモチはわかるよ。
でした。。そして、
おかしいんだよ、あんなに金持ちになっちゃう自体が。
個人主義はひどすぎる、終わるべき。
人種主義が必要。77億全員が運命共同体になるべき。
うんうん!ホント共感しまくりです。
富めるものと貧しいものという格差だけじゃなくて、「ハーバード大学卒の人たちの資産合計」と、「中退したFacebookの創業者、マーク・ザッカーバーグ氏と、マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏の2名の資産合計」を比較すると、後者2名のほうが上回るとか…。驚いてひっくり返りそうです。
ところで。
『就職して、何時から何時までは職場で仕事する』って、大半の人がやっていることで。
社会人になるってそういうことだと、疑うことなく、当たり前に受け入れてやってきたことじゃないですか?
わたしも、学校を卒業してからは、企業に勤めて、その対価としてお給料をいただいてましたけど…。
これって、奴隷制度の時代と構造はなーにも変わっていないと思いませんか?
ムチで体を打たれたり、暴言を吐かれたり、動物のように扱われることは稀だとしても(…いや、そんなところもあるかもしれない)、自分の体(時間・エネルギー・考え・感情・言葉・表情など)を、切り売りしていることには変わりない。
その間は、どんなに上司の方針が気に入らなくても「わかりました」とグッと飲み込み、理不尽なことをされても、手柄を誰かにとられても、陰口を叩かれても、無理な要求をされても「お金のため。生活のため。家族のため。」と、自分の信念を裏切ってまで我慢して頑張る。
なんてことは日常茶飯事だと思うのです。
少なくとも、以前のわたしもまるっきりそうでした。
奴隷になる人、ならない人の違い
じゃあ、奴隷になる人とならない人の違いってなんでしょう?
ようは、使われる側と使う側、手段や道具にされる側と、扱う側の違いです。
コレ、かなり重要ポイントですよね。
使われる側を卒業するには、ココをおさえないと始まりません。
簡単にいうと、『生産手段』を持つもの、持たざるものの違いです。
世の中に提供できる商品などを生み出す生産手段を持たない人たちは、自ら生産、創造をせず、ただ知識を消費するだけに留まります。だから、持つ人たちに従うしかないという構造なんです。
結果的に、生産手段を持つ側の要求に従うしかない。これが資本主義の契約というものなんです…。
成功者ってなんだろう?
私はNoh先生に出会うまで、世界の偉人だろうが誰だろうが尊敬できる人は一人もいなくて、「わたしはおかしい人間だ。心が冷たい人間なんだ」と思ってました。
いわゆる『成功者』と言われる人に対して「みっともない」という感情があったので、そうなりたいとか、そんな人から学びたいとか思えなかったし、興味もわかなかったんです。
当時は、「自分がオカシイ」と思ってたけど、今となっては自分をほめてあげたい気分です。
中学2年のときに、学年代表で3年生の卒業式で送辞をおくったときの原稿を見つけてビックリ!
やっぱり、中学生でこんなことを思っていたんだなーと…。
『先輩方も含めて、現在の私たちには、問題点があります。それは、「個人的な幸福を追求するのは熱心だが、集団にかかわることには興味を持たず、意欲的ではない」ということです』
うんうん。当時のわたし、エライです(笑)
Noh先生の言う通り、成功の定義が変わるべきだし、個人主義の時代を終えて人種主義にいくべきです。
そのためにも、ひとり一人が生産手段を手にして賢くならないと、ですね。
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