ニッポンの決断、ニッポンの挑戦
東京オリンピック、開幕しましたね。
実はいま、アスリート並みに集中して取り組まなければならないミッション真っ最中のわたし。
ですが、オリンピックが気になって、ついニュース速報や五輪.jpなどでダイジェスト映像をチラ見してしまいます。が、ちょうどオリンピック開催期間中がわたしとしても勝負の山場なので、アスリートの皆さんとともに走り切ります!(宣言!)
さて。61回目を迎えた昨日のNoh Jesu映画哲学オンラインサロンでも、メイントピックは当然、東京オリンピックです。
わたしからも、皆さんと共有したいトピックをご用意してお届けしました。
まずはコレ!
やめることは一番簡単なこと、楽なことだ。挑戦するのが政府の役割だ
という菅総理の発言。ちなみにNoh Jesu先生は、菅総理のことを『令和おじいちゃん』と呼びます(笑)
菅首相「五輪やめるのは簡単、楽なこと。挑戦するのが役割」
https://mainichi.jp/articles/20210721/k00/00m/010/203000c
この発言、みなさんはどう思いますか?
わたしは「カッコいい!よくぞ言ってくれた!」と、菅総理の勇気に心が揺さぶられました。
国内外からも、散々非難を浴びてきたけれど、外野の声に屈せずに貫き通してくれたなーと。
世界中が目にも見えないウイルスにパニックになったコロナパンデミック。
そんななかで、前例のないことをやるのは、相当な勇気と決断、覚悟が強いられます。
だけど、オリンピックが始まり、アスリートたちの言葉を聞くたびに思います。彼らはみな、
「このような大変なときであっても、オリンピックを開催してくれて感謝しています」と、オリンピックという舞台が準備されたことへの感謝を口にするのです。勝敗はどうあれ、彼らのこれまでの5年間が、日本の開催決断によって報われたのだなあと、こちらも胸が熱くなります。
これまでとは明らかに違うステージに入ったオリンピック。
世界が注目している今、最高の日本、最高のオリンピックをみせたいと思いませんか。
誰かまかせとか、あら捜しをしたり、重箱の隅をつつくようなみっともない真似はやめて、よりすばらしいオリンピックにするために、力を合わせてベストを尽くしたいなと思います。
Together(一緒に、「より団結」)がオリンピックのモットーに追加された五輪
力をあわせるべき…と書いたところで、そうなんです!
オリンピック開催のモットー「より速く、より高く、より強く」の3つに、『より団結』がプラスされました!
開会式で目にとまって「おっ!」と思った方も多いのでは?
なぜか、日本のメディアでこの話題を取り上げているところは見つからなかったのですが、中韓のメディアではいくつか取り上げていました。
五輪のモットーに「一緒に」が加わる
http://j.people.com.cn/n3/2021/0722/c94475-9875418.html
五輪モットー、100年以上たち「より団結」を追加した理由は?
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2021-07/21/content_77642512.htm
日本で開催をするこのタイミングで、「Together」がプラスされたことは、なんだか意味深いというか、時代の応援を感じざるを得ません。
視聴率は前回の1964年のオリンピックに迫る勢い!
幕が開く前は、さんざん反対意見が世間をにぎわしていましたが、ふたを開ければ、なんだ!みんな関心あるんじゃん!
と思ったのは、この記事から。
東京五輪開会式 56・4%の驚異的視聴率!64年東京五輪の61・2%に迫る 瞬間最高は61・0%
https://news.yahoo.co.jp/articles/84084807225a704df10ab01ec9eda1501d3fd5cc
テレビ離れと言われて久しいこのときに、これだけの数字をたたき出すとは、関心の現れ以外の何物でもないと思いませんか?だって、ほかのチャンネルもいっぱいあるし、テレビ以外にも選択肢はたくさんあるんだから。
開会式の内容については、しょぼいとか、メッセージ性がないとか、散々な意見もありますけど、もし盛大にやったり、没になった案が採用されていたとしても、絶対に否定的な意見はあるわけで。とにかく、ここまでやれただけでも拍手を送りたい。
あと、もうひとつこの記事をみて、「ああ、こんなに日本をちりばめていたんだな」と、ちょっと嬉しくなったのでご紹介。
東京オリンピック開会式で見逃していた6つの日本の象徴
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/explained-the-japanese-symbolism-you-missed-at-the-tokyo-olympic-072421
記事によると…
- 日本で生まれたゲームの楽曲が使われていた
- 入場行進では初の「あいうえお順」が使用された
- 国名プラカードは漫画の吹き出しがモチーフ
- 江戸の伝統とプライドを感じさせる衣装
- 1964年の東京オリンピックとのつながり
- 富士山頂にある聖火台
と、いうことで、とくに①は多くの日本人が、ダンボのようになったんじゃないですか(笑)
知のワールドカップゲームを代表とする、新しいゲーム産業オシのわたしとしては、『ファイナルファンタジー』の「勝利のファンファーレ」が、いちばん初めに流れたと知って、シンクロしすぎて笑っちゃいました。
というのも、NRグループメンバーでの会議で、いつも使っていたんです、あの曲を。
アスリートたちが勇者そのものにみえたし、ゲーム感覚でオリンピックを楽しむ、人生を楽しむ時代の幕開けを象徴するかのようで、みえないエネルギーのバックアップをますます感じます。
あと、⑤のエピソードもステキです。
開会式前半のパフォーマンスで披露された木製のオリンピックリングは、ただのリングではない。使用された木材は、1964年の東京オリンピック開催時に各国選手団が持ち寄った種から育った木から作られた。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/explained-the-japanese-symbolism-you-missed-at-the-tokyo-olympic-072421
ということらしいです。心のバトンを大切にしているんだなと感動です。
ゼロからのスタート!
オンラインサロンのなかで、Noh先生はこんなことをおっしゃいました。
パンデミックの中で「コロナウイルスなんかに負けるか」と、
オリンピックをやり通す勇気 ある決断を日本はやった。
不可能にチャレンジした。
誰もやったこともないし、やろうともしないことを日本はやった。
日本文明の意志を感じる。
楽な道じゃなくて厳しい道を挑む日本文明の挑戦の意志を世界にみせた。
Noh先生が言う通り、日本の勇気ある決断がなかったら、いま、オリンピックという舞台で闘っている彼らをみることもなかったし、「コロナ敗北宣言」として、人間の心のダメージは計り知れない結果を生むと思う。
そして、こんなことも仰いました。
メインスタジアム(新国立競技場)も綺麗なゼロ。
無観客(0)だから逆に∞の世界の観客が日本の一点集中する。
心時代はやはり日本から。ゼロから。
新人類の幕開けのファンファーレが鳴り響いた。
メッセージ性が強いオリンピックになると思う。
ゼロからのスタート。これまでをリセットして、まったく新しい時代の幕開けをともにつくる、そんなオリンピックになりそうですね。
東京五輪 開会式ダイジェスト:https://youtu.be/GrOBF27_Vu4
東京五輪 開会式 ピクトグラムパフォーマンス:https://youtu.be/Y-q7URCY7vY
Noh Jesu映画哲学オンラインサロン。ふだんは会員限定ですが、#61 はNoh先生のFacebookページからご覧いただけます。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
Noh Jesu映画哲学オンラインサロン#61 https://www.facebook.com/noh.jesu/videos/357167879359433
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