隠されていた日本の哲学
いつの間にやら、ひそかに「哲学ブーム」を迎えている昨今。
突如、世界を襲ったコロナパンデミック、そして、年々「おかしいぞ?」と体感したり目の当たりにする異常気象(気候変動)、また、「まあ、だいぶ先よね…」と胡坐をかいていたところ、どんどんと生活に密着してきたAIなどなど、これまでのジョウシキや、生きる基準が通用しなくなっていますね。
そんななか、「いったいこの先、何をベースに生きたらよいのか?」「これまでの何が問題で、こんな状況になったのか?」「そもそも“生きる”とは何か?」などという根本的な問いや、哲学に目を向けざるを得ない状況になったのは、自然な流れなのかもしれません。
がしかし。皆さんは、「哲学者」というと誰を思い浮かべますか?
はたして「日本人の哲学者」を思い浮かべた人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
思うに、なかなか「いない」のではないでしょうか。
日本人の哲学者を思い浮かべた人も、そもそも「日本人の哲学者」自体も…。
そう。いわゆる「哲学者」というと、ほとんどがカントやヘーゲル、はたまた古代のギリシャの哲人・ソクラテスなど、いずれにしても「西洋の哲学者」を想起する人がほとんどかと。…と思って調べてみたら、こんなサイトがありました。
プロが選んだ哲学者ランキングTOP30
https://motiv.top/ranking/philosophy/
予想通り…。日本人は、ひとりもいない(笑)というか、アジアはひとりもいない( ノД`)
じゃあ、日本には哲学は「ない」のか?と問うてみたら、答えはNO.
哲学者として名を連ねる人は少ないけれど、哲学がないわけではない。
どこにあるのか?というと、日本を代表するサブカルチャー、「漫画」や「アニメ」のなかです。
以下、わたしの持論ですが…。
戦後、表現を奪われた日本人(←ここは、なぜそうなったのか話すと長くなるので割愛)が、自分の哲学や世界観を思いっきり表現したのが「漫画」や「アニメ」だったのではないか…。と、昔から思っていました。特に、いまのようにSNSもなく、自己表現する場がなかった時代は、仮の自分(アバター=ペンネーム)になって自分の宇宙を作品に投影したんじゃないでしょうか。
とはいいつつ。
わたし自身は、漫画もアニメも「くだらない」と小バカにして、まったくと言っていいほど見たり読んだりしない人生を歩んできたので、これほどまでに、奥深い哲学が隠されていたとは、露ほどにも思いませんでした。Noh Jesu先生の解析を聴くまでは…。
映画がテキストの時代
奥深い哲学が漫画やアニメに隠されていたとはいえ、そもそも日本には哲学的思考を育てる土俵が乏しかったと言わざるを得ません。そんな背景もあって、nTech=令和哲学の概念も、なかなかつかみづらいという日本人の弱点がありました。
ということで。プロジェクトJ・日本文明の挑戦『女性性開花3days』は、映画やアニメ、そこから派生した楽曲作品を用いて、ようは「映画をテキスト」にして nTech=令和哲学を楽しく学べちゃう!という試み♡
今年6月に始まり、つい2週間ほど前の9月14~16日に2回目を開催しました。
まあ、これからは学びのスタイルも変わるでしょうね~。映像世代は、ジッと人の話を聞いているなんて出来ないし、イメージやゲーム感覚を多用したものが主流になってくるんじゃないでしょうか。
ということで、『女性性開花3days』で主に用いているのは、『エヴァンゲリオン』『約束のネバーランド』『マトリックス』そして、『鬼滅の刃』の4つのストーリー。一見、テンでバラバラにみえるこの4作品から、「人間だったら知るべきこと」を共通点として抽出しちゃいます。
わたしの担当は…。マトリックスです!
日本の映画じゃないじゃん!と突っ込まれそうなので、念のためにお伝えすると。
このマトリックスという作品は、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『AKIRA』、『獣兵衛忍風帖』などの影響を受けているというのは有名な話です♪
1999年~2003年で3部作が公開され、公開当時のNohさんが「悟り時代の到来だ!」とマトリックスの映画公開を喜んでいたことを思い出します。でも、時代が早すぎたのか、多くの人の印象に残っているのはサングラス、コート姿、そしてネオが弾丸をよけるためにそっくり返っているシーンなどだったようで、特に2作目、3作目はチンプンカンプンでわけがわからないと、相当な不評に終わりました…。
でも。このシリーズは「生き方」にも直結しているだけでなく、解析次第でいろんなメッセージを受け取れる凄まじさを秘めているんですよ。プログラムのネタバレになるので、大きな声では言えませんが(笑)
そんなマトリックス。この12月に4作目が公開されるようですね!タイトルは『マトリックス レザレクションズ』、意味は「復活」らしいですよ。
予告編ではネオとトリニティ役の2人は出てきたけど、モーフィアスとスミスの役者は交代のようですね。。個人的には、ちょっと残念💦とはいえ、12月の公開が今から楽しみです~。
日本文明の挑戦と、女性性開花
映画をテキストにしながら、女性性を開花させて、日本のミッションとその挑戦とは何かを理解していくって、その言葉だけ聴くと意味不明に感じるかもしれません。
ま、平たくいうと、生きる基準軸やモデルが無くなったいまの時代、新しい基準軸となるのは、誰もが使ったことがなかった「真の女性性」であるということ、そしてそれを「新教育」とし、令和ジャパンの基幹産業として世界を感動の渦に巻き込んでいくこと、とでもいいますか。
どんなものか気になった方は、ぜひその世界と出会ってくださいね。
「約束のネバーランド」を担当した塩見講師の感想もぜひご覧ください。
次回は、11月26日(金)~30日(火)に5日間!詳細は、コチラです!https://www.salon.noh-jesu.com/5days
どんなものか気になる…、でもいきなりはハードルが高いよ…というアナタにおススメはこちら。
さらに、いまならこちらがおススメです。
今週末に開かれるDignity2.0国際カンファレンスでは、nTechや令和哲学関連のブースのみならず、さまざまなプログラムが盛りだくさん。オンライン、オフライン、そして「メタバース」という3会場で開かれます。学生さん(25歳までOK!)無料招待もありますよ!
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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