1年に一度、出会える日はウソだった!?
今日は七夕ですね。
最近は笹の葉に短冊を飾る風景を目にする機会が減ったなあ…とフト思います。
ところで。七夕と言えば織姫と彦星が「1年に一度だけ出会える日」というのが通説です。
こんな日は決まって、晴れてくれ…と、夜空を見上げながらドリカムの曲『7月7日、晴れ』が聴きたくなっちゃいます(笑)
うーん。やっぱりいい歌だな~。(←ドリカムファンです♡)
『ぺガとアルタイルが会う今夜は~♪』と変調するあたりは特にスキです(笑)
でですね。以前、Noh Jesuさんがこんなことを言っていまして。
銀河と銀河が出会うには、250万年間、光速で走り続けてようやく出会えるんだよ
ええーっ!
ビックリ仰天じゃないですか?
わたしはかなりの衝撃を受けました…。
だって、光速って時速30万キロメートルでしょう?
そのスピードで走り続けて250万年かかって、ようやく「こんにちは!」と自分と似た姿をした銀河と出会えるなんて…。
となると。
銀河同士の出会いほどではないにしろ、織姫と彦星も、1年に一度も出会えないのでは??と思って、ググってみたらやっぱりそうでした。
一般的なお話では「1年に一度だけ織姫と彦星が会える」となっていますが、実際は、1年や2年そこらでは到底会うことができない超遠距離夫婦なのです。夜空を見上げると、2つの星はそう遠くないように感じます。しかし、地球から織姫星(ベガ)までの距離は約25光年、彦星(アルタイル)までは約16光年とバラバラな位置にあるのがわかります。そんな織姫星から彦星までの距離は約15光年。つまり彦星が光の速さで駆けつけることができても15年はかかります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a58e151cbdb57ad4aae847b38a79d6b9a7151a16
織姫と彦星は約15年に一度しか出会えない…。
1年に一度再会できるなんて、夢のまた夢だったんですね…。せつない…(´;︵;`)
出会いたい?出会いたくない?
ところで、ドリカムの歌や織姫と彦星のように、会いたくて、会いたくて、星に願うくらい会いたいと心の底から願う人、皆さんはどれくらいいますか?
もしかしたら、数えるほどかも…。
それか、「ひとりもいない」なんて人もいるかもしれませんね。
特にコロナウイルスパンデミック以降は、人間関係の断捨離とでもいいますか。
薄っぺらい関係性が自然淘汰されてきていますからなおさらです。
人間関係も断捨離。コロナ禍で「人との付き合いを考え直した」キッカケ
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0625/mwk_210625_3222880689.html
かくいう私も、nTechに出会う前までは、人といるのが煩わしくて…という状態でした。
都合のいい人だけ周りにいてくれたらいい…と、かなりの自己中でしたし、
そんな都合のいい人に対しても、ちょっとしたことや自分の気分次第で「今は傍にいないで」と思ったり。
いやー。。かなり嫌なヤツですね(笑)
でも、私みたいな人って実はめっちゃ多いんじゃないかな?ね、そうでしょう?
人だけじゃなくて、モノも情報も溢れかえって、「出会いたい」というよりも、そぎ落としてシンプルにしたい、シンプルになりたい。何にもないところに行きたい。自然が豊かで人がいなくて、ゆったりとした時間を過ごしたい…なーんて思っている人、多いと思うんですよねー。
もしも、何ひとつ出会えないとしたら…
このように『出会いが煩わしい…』と思うのは、『出会えるのが当たり前だから』かもしれません。
銀河系同士の出会いの話を聞いたときに、思ったんです。
わたしが銀河だったら…?
孤独だな。自分と似た存在に出会ってみたくなるなぁ…。
なーんて。
もし、何かの拍子に小さな無人島に流されて、待てど暮らせど助けもこなくて、100年過ごしたとしたら?
『殺したいくらい憎い相手』が目の前に現れた時に、どんな気持ちになるでしょう?
殺したい!と思うのか。
いや、絶対に涙を流して出会いを喜ぶはずです。
日常は、街を歩けば自分と違う誰かに出会える。会いたくなくても会える。
銀河系からしたら、とんでもない出会いのミラクルを、私たち人間は簡単にやってのけるんですよね。
わたしたちは、何のために出会うのでしょう?
なぜ出会いがあるのでしょう?
そもそも出会いとは何なのでしょう?
織姫と彦星や銀河同士の出会いを想いながら、ちょっと考えてみませんか?
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